日本マス・コミュニケーション学会 ジャーナリズム研究部会企画
研究テ一マ:「ジャーナリズム・マスコミ関係科目の教授法」
日時:2007年3月16日(金)18:00〜20:00
場所:日本新聞協会・大会議室
(100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル7階)
報 告:別府 三奈子会員(日本大学)
藤田 真文会員(法政大学)
司 会:水野 剛也会員(東洋大学社会学部)
※研究会は、会員でなくとも、参加できます。
直接、会場にお越し下さい。
ねらい:学部学生を対象にジャーナリズムやマスメディアに関係した授業を担当している大学教員を対象に、報告者に実際に授業で使っているシラバス、学生の主体的な参加を促す授業手法、評価法などを体系的な技法として率直に語ってもらい、実際に活用できる教授法を共有することにあり、ひいてはより効果的なジャーナリズム教育、マスメディア教育の実践を目指す。(なお、本研究会が想定している授業は、ジャーナリズム・マスメディアを教える50〜150人規模講義型の授業であり、取材方法などを教える実習型の授業ではない。)
現役の教員のみならず、将来、教壇に立つであろう大学院生や若手の研究者、あるいは非常勤などで教育に携わっている多くの会員にも参加してほしい。
別府会員は日本大学法学部新聞学科で「報道・編集論」などを担当。最近はビジュアル・ジャーナリズムの教育にも関心を持ち、アメリカのジャーナリズム・スクールを視察された経験も持つ。藤田会員は法政大学社会学部で「コミュニケーション論」などを担当、とくに視聴覚資料を使った授業運営の経験が豊富。焦点の定まった研究会にするために、報告者にはとくに以下の諸点を中心に報告してもらう予定。
・シラバス作りのコツ(報告者は実際に使用しているシラバスを持参する予定)
・学生に授業テーマへの興味を持たせるコツ
・学生に授業参加させる(質問・意見を含む)コツ
・学生のニーズを知り、彼らの満足を高めるコツ
・視聴覚資料をうまく活用するコツ
・「これだけはしてはいけない」こと など